レビトラの製造と販売

薬を持っている様子

ED治療薬で使われることの多いレビトラですが、2018年6月現在に製造や販売に関する環境に問題が起きています。
この薬のメーカーであるドイツのバイエル社から、製造の遅延を理由に供給の停止が発表されており、日本の一部のクリニックでは処方が停止されています。

レビトラ遅延の原因はドイツのバイエル社が工場を改修を行っているために製造ラインが一時中止されたことです。
世界的にも需要のあるレビトラの製造を一時中止して改修を優先したのか、理由は不明です。

6月頃には再開されるのではないか、と推測もされていましたが、現在も再開時期はまだ公表されていません。
この状況が続くと在庫がなくなって処方できなくなるクリニックが今後も増加していくことが考えられます。

日本でレビトラを使っていた人からは、このまま消えるのではないかと危機感を持っている人もいますが、一時中止なのでそこまで深刻に考えなくても良いでしょう。
ドイツのバイエル社が倒産して製造ができなくなったわけではなく、この状況が続けばバイエル社の利益にも悪影響が出ます。

各クリニックではレビトラの取り扱い状況をウェブ上で公開しているので、どうしても他のED治療薬ではなくレビトラを使用したい、という場合は確認が可能です。

また、同じ有効成分を含んでいる治療薬が海外で製造されているため、再開されるまでの間にそちらを利用する、という方法もあります。
このような薬も現在は製造や販売を巡って問題が発生しており、在庫がなくなりつつありますが、短期間であれば購入できなくなる可能性は少ないです。

ただし、海外から個人輸入することになるため、偽物を購入しないように注意が必要です。
正規のレビトラやそのコピー薬の在庫が減っていることから、偽物が今まで以上に出回る恐れがあります。
そのため、必ず口コミなどで評判の良い、本物を購入できる信用性の高い個人輸入代行業者であることを確認してから利用しましょう。

一時中止で治療の影響

レビトラの製造が一時中止されたことによる治療の影響に、薬の切り替えを考慮する必要が挙げられます。
現在も処方しているクリニックはありますが、通院できる立地でなければ利用は難しいです。
その場合は他の治療薬も試してみましょう。

レビトラはジェネリックが消えるのではないか、という危機感も出ていますが、そもそもジェネリックは存在していません。
2018年6月の時点では特許は有効であり、切れた後も延長されることがあるため、即座に他のメーカーが同じ有効成分の薬を製造できるものではないです。
しかし、インドは国内の一部特許を認めない特殊性があり、まだ特許が切れていない薬も製造されていました。

現在は法改正によりそのようなことはできなくなりましたが、レビトラのコピー薬は法改正の前から製造されており、現在も継続しています。
このような安価なコピー薬は活動資金に限界のあるNGOに重宝されているため、多くの製薬会社は許容していました。
しかし、健康に重大な影響を及ぼすものではないことから、有効成分であるバルデナフィルを含む薬の製造に対してドイツのバイエル社がインドで訴訟を起こし、2017年1月に認められています。

これにより個人輸入代行業者でレビトラのジェネリックとして紹介されていたインドのコピー薬は製造ができなくなると考えられます。
バイエル社に費用を支払うなどして許可を得れば正式に製造可能になりますが、今後の動向はまだ分かっていません。

販売自体は禁止されていないため、在庫を販売することはできますが、その影響で偽物が出回ることが不安視されています。
そのため、コピー薬を購入する際には十分に注意する必要があります。

このようにレビトラやそのコピー薬の製造や販売に影響が出ていますが、正規品は一時中止しているだけなので再開するのを待ちましょう。
それまでの間は医師に相談して同等の効果を得られる薬を試すのが良いです。